リバイバル映画情報 渋谷シネマ・ヴィラ 「ロシア映画傑作選」
- 2013/08/31
- 16:22
8月31日~9月20日、東京・渋谷「シネマヴェーラ」で「ロシア 映画傑作選」が上映されるらしいよ。
旧ソ連時代の映画を中心に上映・・・
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面白そうな作品としては 「鬼戦車 T-34」 と 「ストーカー」 ですかな。
それと 「女狙撃兵マリュートカ」 とか。
第二次世界大戦時、ナチスドイツは対戦車砲弾開発のため
捕獲したソ連の戦車T-34に捕虜4人を乗せて動く標的にする事にしたが
彼らは隙をついて脱走した! 戦車には弾薬などの武装がない・・・
1942年に実際に起きた事件を題材にしたらしい・・・
もちろん登場するT-34は本物を使っている。
武装がないのでひたすら走り回ることしか出来ず、街中で物を踏みつぶして壊したり
1942年に実際に起きた事件を題材にしたらしい・・・
もちろん登場するT-34は本物を使っている。
武装がないのでひたすら走り回ることしか出来ず、街中で物を踏みつぶして壊したり
野原を疾走するも仲間が1人また1人と死んでいく・・・。
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タルコフスキー監督の 「ストーカー」
ある地域で 何か が起こり、住民が多数犠牲になった・・・
政府はそこを「ゾーン」と呼んで立ち入り禁止にした。
しかし、ゾーンには願いが叶うという「部屋」があると噂され、
厳重な警備をかいくぐって希望者を「ゾーン」に案内する「ストーカー」と呼ばれる職業が派生する。
ある日、ストーカーの元に「科学者」と「作家」と名乗る二人の男性が、
その「部屋」に連れて行ってくれと依頼する。
だが、命がけで「ゾーン」に入った後も、予想のつかない謎の現象で命を落とす危険が待っているらしい。
その道行きの中、「ゾーン」とは何か、「部屋」とは何か、信仰とは何かを3人は論じ合う。
ストーカー自身は「部屋」に入ったことがあるのかと訊かれた彼は
先輩で「山嵐」と呼ばれたストーカーが居り、死んだ弟を蘇らせるために「部屋」に入ったことがあるという・・
だが、帰った山嵐が得たのは莫大な札束だった。
「自分が本当に望むもの」がそれだったと言う事実を「部屋」に突きつけられた山嵐は自殺した・・・
と言う逸話を「ストーカー」は語る・・・
「部屋」に辿り着いた3人だが、科学者は部屋が何者かに悪用されるのを防ぐため、
持参した小型核爆弾で部屋ごと破壊しようとする。
必死で止める作家とストーカーだったが、
「ここは願いを叶える部屋なんかじゃない!
その人の心の深奥の最も醜い欲望を物質化するだけの部屋に過ぎないんだ!」
と喝破する・・・
劇中の「ゾーン」の描写が、1986年4月26日に起きたチェルノブイリ原子力発電所事故に似ているとい人もいる。
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「女狙撃兵マリュートカ」
国内戦時代、多くの僚友を失った赤軍パルチザン部隊は、白軍の包囲を逃れるため、
カラクム砂漠を越えてアラル海に出て、海岸づたいにカザンスクへ向うことになる。
その部隊には、美しい女狙撃兵マリュートカがいた・・・
彼女は、40人の白衛軍兵士を射ち殺したほどの射撃の名手。
行軍は途中で撃ち会いとなり、マリュートカは"41人目"を射ち損う。
行軍は途中で撃ち会いとなり、マリュートカは"41人目"を射ち損う。
その白軍の将校を捕虜にしてアラル海を護送中、暴風雨のため船が難破、
マリュートカと将校は無人島に漂着する。
たどりついた島で病となった将校を親身に世話するマリュートカ。
平凡な漁師の妻とペテルブルグの貴族、所詮は相容れないはずの二人だったが、
いつしか愛が芽ばえる…。
その後、白衛軍の船が海岸に姿を現すと、マリュートカの小銃は火を吹いた…。
ふむふむ・・・どこの国にも女スナイパーは、おりますな・・・。
敵兵を40人以上も狙撃した女狙撃手といえば、このドラマを思い出す・・・
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「T-34」で思い出すのが下記の映画だが・・・
この映画は、1964年ころの作品らしいのだが、偶然にも東宝でも同時期に製作されている・・・
同じような題材の映画って重なりますな・・・スケールが違うか・・・
1951年に開発した「吹雪号雪上車」の試作型をベースに、
300万円(映画製作当時)の費用をかけて改造したものであった・・・
それ以外の釣り船や海岸のシーンは千葉県の房総半島で行われたらしいよ。
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また何か、おもろそうな映画などがあれば随時紹介します。
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