映画感想記 「俺はまだ本気出してないだけ」
- 2013/07/04
- 05:39
小学館「月刊IKKI」で連載されていた青野春秋の人気漫画を実写化したコメディー・ドラマ。
何となく会社を辞めた42歳のバツイチ中年男が、漫画家になろうとするのだが・・・。
観進めていくほどに、不安感が増幅していく映画・・・
精神的に、まいっている人は観ないほうが良いかもよ。
出だしに、いきなり某トランプマジシャンみたいな風体の心の中の善の部分キャラとの
やりとりも、何か笑えない・・・堤さんは、こういう役には向いてないんじゃないのかな・・・
会社を辞めてからバイトをしながらマンガを描く毎日・・・・
しかし、離婚したとはいえ1度は結婚もして、こんなカワイイ娘さんと暮らしているなんて
ある意味うらやましいかぎりですな・・・・
今日も中学館社に漫画を持ち込むが・・・・
毎回、対応してくれるハマダ君に、やさしくボツにされる・・・
しかし・・・現実ならば、この絵で持ち込みしても1回くらいは対応してくれるかもしれないが
2回目からは門前払いなような気もするが・・・
バイト先では、25歳の店長にイヤミを言われたり
後輩の黒人男が店を仕切りだしたりと、ムカツク事もあるが
仕方がないので仕事する日々・・・
辞めた会社の同僚役で生瀬さんが出ているのだが、堤さんがメガネキャラなので
キャラが、かぶらないようにノーメガネで出ているのかな・・・
バイト先の新人の謎の青年役で榊原くんが金髪で出ている、
店にクレームをつけて金を要求するチンピラ3人を瞬時に殴り倒すという
カッチョいいような役をやっている・・・
とある居酒屋が、ちょくちょく出てくるのだが店主役に蛭子よしかず先生が出てくる
蛭子さんもヘタウマのマンガを、しつこく編集者に持ち込んで
むりやり漫画家になった人ですな・・・
佐藤二郎さんがインチキくさい占い師役で出ております・・・豪華キャストの部類なんですか?
占いに来た堤さんに開運するペンネームをつけるのだが
たまたま堤さんの後ろに見える店の名を2つ組み合わせてテキトーなペンネームを
つけてあげました・・・
ムロツヨシさんも第二のインチキくさいキャラで出ております。
生瀬さんにパン屋をやるためのテナント物件を調子良く売り込む・・・
以外と驚くのは、水野美紀さんが出ていた~
生瀬さんの離婚した嫁の役で、後半から良く出てくる~
地面に激突して後頭部から流れる血しぶき・・・・
果たして彼の運命は、いかに・・・・・
コメディーかと思って観に行くと・・・・とても寒い風が吹いてきますので覚悟が必要ですな・・・。
じゃ、また!
・・