ドラマ感想記 「神様のベレー帽~手塚治虫の ブラックジャック創作秘話~」 2013・09・25放送
- 2013/09/26
- 06:59
草薙くん主演のスペシャルドラマ
秋田書店で編集の仕事中の大島氏の前に謎の男が現れる・・・
突然に時計が逆回転して、気を失う・・・・
気が付くと、何故か昭和時代の秋田書店にいた・・・・
ロビーまで行くと、そこで手塚先生と出会う・・・
虫プロの倒産により仕事が激減した先生が新連載の仕事をもらいに来たのだ・・・
編集長の計らいで4回だけの約束で仕事をもらう。
さっそく「ブラックジャック」の下書きをはじめる先生・・・
内容の面白さに、すぐペン入れOKとなり完成した原稿を印刷に回す事に・・・
連載時には、「キューティー・ハニー」や「恐怖新聞」などが並ぶ人気少年誌だった
少年チャンピオン・・・・
おかげで手塚作品といえども初回の人気投票では底辺に
あまんじる事に・・・
しかし徐々に人気が出て長期連載される事になった。
そんな、ある日・・・大島氏は、現代に戻っていた・・・・
そこへ、また謎の男が現れ・・・・今度は、昭和52年の世界へ飛ばされる。
中盤では、手塚先生の 真冬のスイカ事件や下北沢のカップうどん事件などが再現される・・・
真冬に先生がスイカを食べたいと言い出す・・・
スカを食べないと漫画が描けないとか言うので街中の店を探し回る・・・
たまたま知り合いの銀座のクラブで分けてもらい先生に持っていくと
「ほんとに持ってきたの~・・」
とか言いつ1口だけ食べてスプーンを置いた・・・・
というシドイ話を短く、はしょて再現している。
カップうどんが食べたいというので近所の店で買って行くと・・・
「え・・もう戻ってきたの? ぼ、ぼくは、下北沢の店のカップうどんじゃないと食べないよ…」
困り顔で下北沢まで買いに行くアシスタント・・・・実際は、どちらも原稿を取りに来た編集人に
時間かせぎで言っていた事だが、このドラマではアシスタントに変更されている。
ある日、こっそり抜け出した先生を尾行すると・・・
どうしても観たかったディズニーアニメを公開している映画館へ入る先生・・・
このドラマでは、昭和感を出すのにダルマセリカ、ワゴンのマークⅡ、サニートラックなどを
出しておりんす。
そして・・・・とうとう倒れる先生・・・その顔は、安らかだった・・・・
じつは、床にダンボールを引いて仮眠しているだけでした~
この頃には、またアニメ製作を再開しており「バンダーブック」や「三つ目が通る」などを
連発していた・・・・
そんな、ある日・・・気が付くと又、現代へ戻っていた・・・
「やっぱり夢だったんだ・・・」 おいおい
数日後、先輩と倉庫を整理中に床に落ちていた本の中に、例の謎の男に似たキャラが・・・
先輩 「あっ、それは・・・手塚先生が出会ったという漫画の神様の事を描いた作品だよ」
どうやら、倉庫で遭遇したのは、その漫画の神様だったらしい・・・というオチ。
その謎の男役は、小日向さんなのね・・・声を聞くとわかりんす。
中盤では、赤塚不二夫先生役で又吉氏が少しだけ出ておりんす。
・なかなかの大作でしたな。
じゃ、またんご。
↓ 爆笑問題のラジオで手塚先生の特集が聞ける~
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