映画感想記 「天空の蜂」
- 2015/09/20
- 01:01
もうひとつの１９９５年のある日・・・
完成した自衛隊発注の巨大ヘリ
ビッグBの発表会の早朝
何者かのリモートコントロールにより
機体が奪取された・・・
パトレイバーか攻殻機動隊ばりの展開・・・
機体には開発メンバーの江口さんの息子が乗っていた・・・
駿河方面まで自動飛行の後
原発の上空をホバリングする機体・・・
もしも、この機体が原発に墜落すれば本州の大部分が
住めない土地になりかねない・・・
警察庁長官の緊急記者会見が開かれた・・・
それによると、天空の蜂と名乗るテロリストは
日本の原発は、全ての運転を停止し破棄するよう
要求してきたという・・・
自衛隊の特殊部隊が少年の救出に向かうが
なかなか上手くワイヤーが届かない
数回のチャレンジで、どうにか少年を救出できた・・・
一方その頃
天空の蜂の正体を割り出した警察が
アジトのアパートへ踏み込むが・・・
部屋を爆破し、裏窓から逃げ出す男・・・
彼は、以前に自衛隊員であったが除隊後は
原発の床掃除などの仕事をしていた
それにより被爆し、仲間も死んでしまう
それだけが犯行の要因ではなのだが・・・
犯人が残したリモコンを修理し、どうにか少しだけ
移動させようとしたとき・・・
機体内部の爆弾が破裂する・・・
火の玉となり落下する機体
それと共に死のうとする原発内の
共犯者・・・
いったい日本は、どうなってしまうのか！？
それから年月が過ぎ
２０１１年３月・・・
あの時の少年は、青年となり自衛隊のヘリパイロットになっていた・・・
そして、あの震災の福島に出動する
救援所に着陸した青年・・・
そこで彼が見たものとは・・・
続きは劇場で御覧ください・・・
「ビッグB」の製作・・・
内部の格納庫部分はスタジオにセットを建設し、外観はCGで再現することに決定。
堤監督からは「とにかくデカい」「怖い顔」そして「サンダーバード2号のイメージ」と
いくつかリクエストがあったとのことで、美術を担当した相馬さんは
米軍の輸送航空機などを参考に、模型を作ってバランスを見ながらデザインを手がけ、
実際に飛んでいてもおかしくないようリアリティを追求しました。
さらに、堤監督からの「サンダーバード2号のイメージ」を叶えるために、
クジラのようなボディに小さな羽根を付け、迫力を増すべく、
何度も修正を重ねた・・・
内部の巨大格納庫もこだわりを追求している。
内部は2階建て構造にデザインされ、完成したコックピットの前に座った瞬間、
内部デザインをリクエストした堤監督も「おぉ」と嬉しそうな声を上げたほど
完成度にはとても満足していた様子であった・・・
・いっぽう撮影に使用された実機のヘリは
民間のヘリを塗装だけして自衛隊ヘリふうにしているらしいよ・・・
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付録・・・
実在する全長４０ｍの世界最大の輸送ヘリ
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