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 妄想小説 「ペンタゴンの翼」 百滝直己






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                    ハイエナ出版  1500円税抜



あらすじ・・・




情報局員のピーター・シェパードは、大規模テロの情報を入手する・・・

さっそく上司に報告したが3日経っても何も指示がこない

何回か上司に問いただしたあげく強制的に休職処分を受ける



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Xデーの朝、ピーター・シェパードはツインタワーの前にいた・・・

いっぽうその頃、早朝発の国内便の機内に4人の私服姿の特殊部隊隊員がいた

シートベルト解除になる直前、最後尾席から前方に移動する4人

あらかじめ調べ済みのテロ犯の座る座席の後ろからサイレンサー内臓の

22口径銃で頭部に2発づつ弾を撃ち込みながら前方へ移動する

近くの座席の乗客が悲鳴をあげる中、全てのテロリストを始末すると

リーダーが司令部に連絡する・・・

すると、あらかじめ取り付けられた無線操縦装置が動き出し

極秘基地からオペレーターが操縦をはじめる・・・


しばらくして、6000メートル上空で待機していた無人攻撃機と

入れ替わるように、いずこかの空の彼方に飛び去る・・・








さらに別の空域を飛行中の旅客機は、すでにテロリストに占拠されていたが

パイロット担当の男は、自分の動かす操縦桿が、まったく効かないことに

あせりを感じていた・・・

やはり、この機体も無線操縦されていたのだ






秘密の基地から無線操縦された3番目の旅客機がツインタワーの片方に

激突したとき意を決してビルに入っていくピーター・シェパードだが

避難を呼びかける館内放送が急に避難解除の放送に変わったとき

放送室に何かあると直感した・・・







そのころ旅客機と入れ替わった無人攻撃機は国防総省ビルの一角に激突していた

しかし、そのフロアは改装工事中で誰もいなかった・・・







さらに、しばらく経ったころ

官邸をめざして飛行していた無線操縦された旅客機だったが

人気のない森林地帯上空で、いつの間にか尾行していたF16により

乗客もろとも撃墜された・・・・







ピーター・シェパードが放送室に、たどり着いたとき

反対側のビルにも旅客機が激突した・・・

轟音の中、放送室に入ると射殺されているビル職員の女性の横に

黒ずくめの女が立っていた・・・

謎の女との格闘&銃撃戦の最中、ツインタワー下方から数回の爆発音とともに

ビルが崩壊しはじめた・・・







果たしてピーター・シェパードは生還できるのだろうか・・・

世界は、果てしないテロ戦争へと進んでいた。


1941年12月8日のときのように・・・


歴史は、繰り返される、この先の未来にも、それは変わらないであろう。























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