小説 「呪師Ａ」 百滝直己
- 2019/07/31
- 07:31
あらすじ・・・
その青年が、呪術を使うようになったのは高校生になった頃だった・・・
高校生とはいっても、すでに成人している者も多い夜間高校に通うようになって
しばらくたった頃、、素行が悪く昼間の高校に行けなくなったようなクソ共が
我が物顔で騒いでいるような学校だった・・・
その学校で教師達のリーダー格の中年教師は、気に入った成人の女生徒がいると
ものにして、もて遊んでいるような、ろくでもない学校だった
ある時期から独自に考案した術で、クソ不良共やワイセツ教師に呪いをかけてみた・・・
しばらくして、そうちの１人が事故を起こし車椅子で学校に来ていた
もう１人は、病気か事故で目が、ほぼ失明状態になっていた
最後の１人も麻薬で逮捕されていた・・・・
例のワイセツ教師も悪行がバレて懲戒解雇された
一方その頃・・・とある東北の街から夜行バスで東京の高級住宅地まで来ては
強盗殺人をして、なにくわぬ顔で東北の街に帰る、出稼ぎ強盗がいた・・・
犯行現場の家の録画機能のあるインターホンが、その男の顔を撮っていたため
ほどなくして、その出稼ぎ強盗は、逮捕されたが殺された人達は戻ってはこない・・・
残された遺族達の恨みが頂点を越えたある日、東北地方に超巨大地震が起きた
巨大な津波が、例の強盗殺人犯の家族や親戚一同が住む東北の街を洗い流した・・・
その事を看守に聞いた殺人犯は、翌日に自殺体で発見された・・・
その巨大地震から、しばらくして青年は、名前や顔が解らなくとも
呪いをかけられる術を知る・・・
その術師から頂戴した呪いの紙を使い、青年にイヤガラセをしてくる近所の金持ちの家の
者達に呪いをかけた、ほどなくして、その鼻持ちならない金持ち一家の住人を
見かけなくなっていた・・・
しばらくして喪服の親類達が出入りしているのを見かけた。
青年は、ある日、他人のパソコンをハッキングして遠隔操作を悪用し
マスコミに他人のパソコンから爆破予告をして見知らぬ他人に罪をなすりつけるハッカーの存在を知る
名前や顔も解らないが、「ハッカー死ね！」と、呪いの紙に書き、そのクソ野朗に呪いをかけた・・・
しばらくして、そのメガネブタのようなハッカーが逮捕されたが、しらを切り通し
まんまと釈放されてしまった・・・
今度は、名前も顔も解ったので、メガネブタの名を呪いの紙に書き込んだ
その後また犯罪行為がバレて再逮捕されたが、メガネブタに罪をなすりつけられ
誤認逮捕された人々の心の傷は、癒されない・・・
ある日、青年の住む街で放火事件が相次いだ、怒りに燃え「放火魔死ね！」と呪いの紙に
書いた・・・数枚書いた頃、放火事件は、おさまった・・・
その放火魔が捕まったという報道はないが、多分、事故か病気で死んだのであろう。
青年の住む街にも夜中に爆音を立てて走り回るクソ暴走族が出る
そのたびに「暴走族死ね！」と、紙に書く・・・効果的麺に、すぐいなくなるが
しばらく経つと新たなバカモノが爆音を上げる・・・
キチガイは、後を絶たない・・・
北海道の大都市にネットオークション詐欺で金儲けをしている男がいた
サギ師暦１０年というクソ野朗だが、この男にダマされた者達の恨みや呪いが
頂点に達したとき巨大地震が起きた、ライフラインが絶たれ
しばらく暗闇となった街、それでも相変わらず、このサギ師は生きていた
こんどは、この大都市を信じられない高温の天気が、襲った・・・
秋には、巨大台風が信じられない直角カーブで進路変更し、この北の大都市を襲った
それでも死なないのは、悪魔と契約しているのかもしれない・・・
このサギ師がいるかぎり、この街は祟られるのであろう。
しばらくして、警察やマスコミも、このサギ師を、追いはじめる・・・
この騒ぎを知った組織は、自分達に捜査の手が届く前に
このサギ師と仲間を拉致し、魚のエサとした・・・
青年は、今日も、どうしても許せないサギ師や迷惑人間達に術をかけている・・・・
.・この物語は、架空のものである・・・・
「呪師Ａ」 百滝直己
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