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ニューヨークの廃ホテルを、まるごと劇場にした演劇作品「スリープ・ノー・モア」






何年か前の 大竹まことのゴールデンラジオ の1月の3日前後くらの
 オープニングトークで大竹氏がニューヨークのチェルシー地区のホテル型劇場へ
  観劇に行った話しをしていたのが非常に面白かったが
   誰かyouちゅーぶにでも音源出してくれないですかね・・・






 ホテルに到着した観客は、まず全ての荷物をクロークに預けるよう求められる。
 ついで、受付で名前を告げると1枚のトランプのカードを渡される。
 これを持って真っ暗な廊下を壁伝いにひとしきり進んでいく。すると、
 温かなラウンジが目の前に現れ、ホストが迎えてくれる。




観客は思い思いに役者についてゆく。時に役者は全力疾走するので、
おいてきぼりを食わないよう観客も全力で走る。
それでも振り切られたりするが、その時はまた違う役者に目を向ければよい。
ついていく役者によって、観客ごとに異なる演劇体験を味わうことになる。
 だが、どの役者についていっても、やがてはある階にたどりつく仕掛けになっている。
そこではある重要なシーンが演じられる。これが終わると、役者たちは再び四方八方に散り
観客もまた役者たちを追う・・・








「グランドセフト4」をプレイした人なら
 あそこか・・・と思う場所ですな



予習なしでも楽しめるが、事前にシェイクスピアの「マクベス」を読み、
ヒッチコック監督の「レベッカ」と「めまい」を見ておいたほうが、面白さは倍増する。
 治安が悪かった頃のニューヨークの記憶がある方は、タクシーで乗り付ける必要があると
思われるかもしれない。だが、このエリアの治安は回復しており、
最寄りの地下鉄の駅(CラインとEラインの23丁目駅(8番街)か1ラインの28丁目駅(7番街)
から歩いて問題はない。ただ、このエリアになじみがないなら、地下鉄を降りたら
タクシーを拾うのも良いだろう。
 役者を走って追いかけることもあるので、歩きやすい靴を履いていくこと。
 また、刺激が強いので、怖いのが苦手なら見に行くべきではない。









期間限定上演のような記事もあったが、まだやってはいるようですな・・・・







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