映画感想記 「ブラック・シー」
- 2015/09/08
- 01:01
すっかり、ジェイソン・ステイサムみたいな髪型になった
ジュード・ロウさんの新作ですな
まだ関西と宮城では観れますな
撮影に使用された旧ソビエトの潜水艦は
個人所有のもので内部は、ほぼ使い物にならず
外観や内部を少しだけ撮影後、残りの大半は、イギリスのスタジオにセットを
製作して撮影されたらしいよ
・
「ブラック・シー」は潜水艦映画の範疇に入る。潜水艦の映画には、
ドイツの潜水艦Uボートが出てくることが多い。
なぜなら第2次世界大戦でナチスがヨーロッパを席巻したあと、
イギリスが孤立してドイツと戦った。
アメリカからイギリスに向かう補給路にUボートが立ちふさがった。
Uボートは神出鬼没で輸送船が片端から沈められた。
それには「エニグマ」というドイツ最新の暗号がからんでいた。
ベネディクト・カンバーバッチ主演の「イミテーション・ゲーム」
(14年)は、暗号を解読する側の激闘を描いていた。
Uボートを扱った映画にはルネ・クレマン監督「海の牙」(46年)、
ディック・パウエル監督「眼下の敵」(57年)、
ウォルガング・ピーターゼン監督「Uボート」(81年)、
ジョナサン・モストウ監督「U-571」(00年)などの名作がある。
「ブラック・シー」もUボートとかかわりがある。
ソ連から運ばれた金塊を積んでいて、黒海に沈んだUボートから
金塊を運び出そうとするスケールの大きなアドベンチャー映画だ。
海軍の潜水艦乗りだった主人公だったが
今は民間のサルベージ会社に勤務していた・・・
ある日、突然リストラされ家族とも別居しているが
同僚から黒海に沈んだUボートに積載された金塊を
引き上げる話を聞く・・・
銀行家から紹介された富豪から古い潜水艦を買う金を
借りて、知り合いの潜水艦乗り達を集めて黒海へ向かう
しばらく航海するとイギリス人船員とロシア船員の間で
ケンカが始まる・・・あげく火災が発生しシャフトが壊れる・・・
しかし、都合よく沈んでいるUボートと共通部品があり
修理できた・・
金塊も引き上げでき、帰還する事にしたが海図が古く
海底山脈に行く手をはばまれる・・・
浮上すると黒海警備の軍艦に、だ捕されるため
谷間をぬって進むが、船体がひっかかってしまう
そこで又、仲間割れが発生し修理不能なほど破壊される
生き残った3人で脱出用潜水服で魚雷管から出ることに・・・
海上に浮上した2人だっただロウさんが浮上してこない
理由を先輩船員に問いただす青年船員
「実はな射出レバーは外側からしか動かせないんだ」
呆然とする青年・・・
松本零士先生の戦場まんがバリのエンディングである
そのとき3つめの潜水服が浮上してきた・・・
中には少しばかりの金塊とロウさんの家族の写真が
入っていた・・・
この続きは、劇場かDVDなどでご覧ください・・・
参考になったHP
・