映画感想記 「リアル鬼ごっこ（2015年 園子温・監督）」
- 2015/07/20
- 01:01
園監督に企画の声が掛かったのは、2014年の晩夏。
谷島正之プロデューサーの話、「監督は全然乗り気じゃなかった」
しかし、 決め手となったのは「リアル鬼ごっこ、という
走ることがテーマで、追いかけっこをする映画。
そのコンセプトを外さなければ自由に好きなことを
やってくれて構わない」という一言だ。
園監督はプロットに取り掛かり、頓挫していた過去の
アイデアや全員女性のキャラクターという発想も盛り込んだ。
笑えるホラー映画登場
映画「リアル鬼ごっこ（2015年 山田悠介・原作 園子温・監督 ...
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リアル鬼ごっこ 山田悠介の同名小説を、ターゲットの設定を
JK（女子高校生）に一新し園子温が監督・脚本を担当した。
樹海沿いの道路を走る女子高の
修学旅行のバス２台だったが
突然、巨大カマイタチが発生し
トリンドルさん以外の生徒は、体が半分になって死ぬ～（爆笑）
こんなバスのセットよく作りましたな・・・
監督は、原作などは観てないらしく
確かに今までのシリーズとは
だいぶ違うが、パラレルワールドの設定は
いかされているようですな・・・
１つ目の世界では、女子高生のトリンドルさんが
惨劇現場を、さ迷う・・・
すると、とある女子高に着く・・・
やさしそうな女教師や女子生徒がいたが
友人と公園で授業をサボッて戻ると・・・
女教師が生徒を惨殺していた～（爆笑）
弾帯の無いミニガンを撃ちまくる～
６連装グレネードライフルを撃ちまくる～
まるで「ハレンチ学園」の最終話みたいですな・・・
演者は９割がた女性だが・・・
男も最後のほうで少し出る
マシンガン先生役のニセ壇蜜ふうの女優さんは
結構芸歴ありますな・・・
逃げ回っていると、２つ目の世界に入り込むのだが
何故か、そこから篠田さんに変身している・・・
ブタ人間の結婚式から逃げ出すと
３つ目の世界に入り込む・・・
今度は、真野さんに変身しており
何故かマラソンランナーとなって
延々と走りまわる
なんだかんだあって気絶するが
気が付くと、トリンドルさんに戻っており
どこかの部屋で老人がテレビゲームをしている・・・
部屋の端にはクローン人間が展示してある・・・
ここは、いったい？
老人の話によると、どうやら
この現実世界は、２０３６年よりも未来らしい
そこにAV男優みたいな姿で
斉藤工さんが来るのだが・・・（爆笑）
つづきは、劇場でご覧ください・・・
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老人がプレーしているゲーム画面は
グランドセフトオート５の方式と同じで
３種類のキャラを取り換えながらプレーできるらしい・・
永井豪先生の「真夜中の戦士」がヒントに
なっているのかな・・・
火鳥ジュンが目覚めた時、そこはトーチカの中であった。
トーチカの中にはジュン以外に10人の戦士がいて、
トーチカの外には9台の小型戦闘用ロボットがいた。
10人といっても、まともな姿なのはジュンを含め男女2人ずつ。
他は頭部が獅子、馬、竜であったり
巨大なミサイルを背負っていたり。
また、ジュン以外の10人は自分の名前の記憶すらなかった。
周囲の状況や、獅子の頭部を持つ1人の戦士が
手の中に「FIGHT」と書かれた紙を持っていたことと、
武器を持っていたことから、ここが戦場で、
自分たちがこれからもう1つのトーチカの軍団と
戦わされることは分かったが、戦いの理由も目的も
分からないままであった。
互いに不安を抱きながら、ジュンは自分と同じ衣装と
剣を持つ少女と惹かれ合っていった。
何一つ疑問が解決しないまま、否応なしに戦闘が始まった。
敵も味方も全滅し、戦場に1人残ったジュンの前に
突如として地下室への入り口が開いた。
地下には巨大な研究施設があり、そこにはジュンと
同じ顔をした人間がいた。
人間のジュンは戦争の目的を語る。
自分は科学者であり、アンドロイトによる
将棋、戦争ドラマを楽しみたかったのだ。
よりドラマチックにするために、感情移入するために
自分と同じ外見のアンドロイドを作り、
恋愛感情すらプログラミングした。
戦争のスリル、サスペンス、虚しさ、そして戦場での恋。
素晴らしい出来であった、と。
ジュンは剣を振りかざし、人間のジュンを斬った。
人間のジュンは「戦争の素晴らしさを
体験させてやったのに」と、この仕打ちが理解できなかった。
アンドロイドのジュンは
「将棋の駒にされた者の気持ちがわかるか！」
と絶叫する。
・そのうち実写版「ハレンチ学園」撮ってください
