映画感想記 「二流小説家」
- 2013/07/07
- 03:00
映画版の火曜サスペンスみたいな作りですな・・・・
と、思ったら本当に火サスの監督してた人の作品でした~
主人公は、売れない小説家・赤羽一兵(上川さん)。
普段は、エロ雑誌のライターなどをして借家暮らしの日々・・・
ある日、連続殺人犯の死刑囚・呉井大悟(武田くん)から
「告白本を書いて欲しい」という執筆依頼が舞い込むところから物語は始まる
どうやら武田くんは、どこかで上川さんのエロ小説を読んだらしい・・・
その昔、武田くんは甘いマスクを武器に若い女性4人を殺害後
首を切断して写真を撮るという伝説の猟奇殺人犯だった・・・
拘置所に面会に行く上川さんだっが・・・
拘置所を出たところで、どこで聞いたのか被害者遺族4組が抗議してきた・・・
本など書かないで欲しいと言われたが、「考えときます・・」 でゴマかす上川さん
その遺族の中に、嫁を殺された本田さんと姉を殺された片瀬さんがいた
片瀬さんは、本を書くふりをして武田くんから姉の首のありかを聞いて欲しいと頼まれる・・・
「世間が注目する殺人犯の告白本を書けば、一流の小説家になれるかもしれない……」。
そんな赤羽の淡い期待とは裏腹に、呉井(武田くん)は告白本を出版する条件として
自分を主人公に3人の女との官能小説を書くことを要求。
「とりあえず、俺と文通してる女どもに逢ってきてくれよ・・・」
仕方なく3人の女性宅を訪ねる・・・
1人目は武田くんに、はまりすぎて離婚し今は1人暮らしの元主婦・・・
2人目は、ハードロッカー気取りの若い娘・・・
そして3人目は、AV女優の女・・・
3人に逢った時のレポートを武田くんに見せると満足したようです。
2回目に、AV女優宅へ行くと急に服を脱ぎだす・・・
どうやら武田くんの手紙に上川さんと寝るように命令されていたようです。
↑この人ではありません。イメージ
あわてて逃げる上川さん・・・
しかし、忘れ物に気付いて戻ってみると・・・
首チョンパされてるAV嬢を発見! あわわわわわ・・・・
他の2人の女性宅へ行くと、いずれも何者かに首チョンパされて死んでおります・・・
いったい、どういう事なのか・・・・?
上川さんの借家の若い管理人役で、小池りなちゃんが出ております(姪っ子らしい)
50歳で司法試験に受かって弁護士として武田くんの国選弁護人をしている
謎の女弁護士に関根さんが好演しております。
なぜ50歳で弁護士になったのか・・・それ以前の過去を知る者がいないというのもミソですな。
話が静かに進むので眠くなります・・・
果たして真相は、いかに・・・
画像が、あんまし無い~
その後、犯人しか知り得ない場所に3人分の頭蓋骨が見つかる(3人分というのがミソですな)
結局ラストで武田くんは死刑になるのだが、なかなかリアルな死刑シーンですな。
ヒントとしては、武田くんは子供のころ赤いコートの母と放浪生活をしていた・・・
母の顔は映らないとこがミソですな・・・
母は、トラッカーなどを相手に体を売っていた・・・
ある日、警察に捕まり母子は、引き離された・・・
武田くんは、引きとられた家にあったカメラを盗んでエア撮影活動をしていた・・・
昔の4人の被害者のうち、1人は武田くんの犯行ではない・・・他にも模倣犯がいる・・・
後味のわるいエンディングの後・・・
今は亡き上川さんの母の墓に完成した告白本を、おそなえした後
こちらに歩いてくる上川さんをバックに火サスのエンドロールふうに歌がかぶさっていく・・・
歌も、火サスか土曜ワイドでかかりそうな感じのものですな。
んご~~~~・・・・ んご~~~~~・・・・・・・・・・・・・ はっ!?