おマンガ 「バカフライエフェクト」・・・２
- 2015/11/12
- 01:12
クライアント１
「これから原作者との交渉に入るが
もしも決裂したときは、君の出番だ・・・」
ピッ！
銀髪の女
「わかっている・・・ゴミを捨てたあと
すぐ向かう」
世界的有名作家
「新作映画のラッシュと台本を
見せてもらったんだがね・・・
内容がヒドいね・・・
私の原作では、主人公は１８歳の仕官候補生なのに
どういうわけか３６歳の元アイドル中年に変更されているし・・・
敵側のキャラが全てＣＧというのは、いかがなものかな・・・」
「もっともヒドいのは、終盤から最後が
さらば！マゼラン！哀の戦士達に
なっているじゃないかね！
あれは、続編が作れないから
無かった事にしている話だろうが！」
ゴボゴボゴボ・・・・・
クライアント１
「はい・・・俳優のほうは、スポンサーの意向がありまして
仕方なかったのです
敵側がＣＧなのは、味方側に有名俳優を多数起用したので
予算が尽きてしまったのです・・・
脚本のほうですが、もともとマゼランシリーズを見たことない者に
まかせたせいで全シリーズのオイシイ場面だけを
シャッフルした結果でございます」
世界的作家
「ふざけるな！ 作り直したまえ！
金なら又、銀行から借りればよかろう！」
クライアント１
「ハ、ハイ！ さっそく会社に戻って
相談してまいります！」
水上タクシー船内
トウルルル・・・トウルルル・・・ピッ！
クライアント１
「やはり、交渉は決裂した！
もう作り直す時間も金も無い・・・
君の出番だぞ・・・
カチャカチャ・・・
銀髪の女
「もう、やってるよ」
ピ！ ピ！ ピ！ ピ！
銀髪の女
「起爆開始コード４１２６ヨイフロ」
世界的作家
「まったく・・・どいつもこいつも
私の作品を何だと思っているんだ！」
ゴボゴボゴボ・・・
・
