異色映画情報 映画『さようなら』
- 2015/10/11
- 01:01
放射能に侵された近未来の日本。
各国と提携して敷かれた計画的避難体制のもと国民は、国外へと次々と避難していく。
その光景をよそに、避難優先順位下位の為に取り残された外国人の難民、ターニャ。
そして幼いころから病弱な彼女をサポートするアンドロイドのレオナ。
やがて、ほとんどの人々が消えていく中、遂にターニャはレオナに見守られながら
最期の時を迎えることになる・・・・・。
映画の中心となるアンドロイド・レオナ役を演じるのは、石黒氏が中心となり
大阪大学で開発された本物のアンドロイド、“ジェミノイドF”。
バラエティー番組「マツコとマツコ」にも石黒浩が手掛けたマツコ・デラックスの
アンドロイド“マツコロイド”が出演、そのリアルな存在は広く知られるようになった。
主人公・ターニャには同舞台でも同じ役を演じているブライアリー・ロング、
そして新井浩文、村上虹郎などが脇を固める。死を目前にしたターニャに
アンドロイドであるレオナが谷川俊太郎、アルチュール・ランボオ、カール・ブッセ、
若山牧水などの詩を淡々と読み続けるその静謐な時間は、人間にとって、
アンドロイドにとって、“生”とは、そして“死”とは― 鋭く問いかける。
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幼いころから病弱な彼女をサポートするアンドロイドのレオナ・・・?
どちらかといえばアンドロイドは歩けなくて
車いすなのでターニャにサポートされている側に見えるのだが・・・
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